普段は見えない箇所なため、劣化状況がとても分かりづらい「屋根」。
屋根は家を長持ちさせる重要な役割を果たしています。
そのためたとえデザイン的には優れていても、例えば水はけが悪かったり
落ち葉やゴミが溜まりやすかったりすると、雨漏りの原因にも。
だからできるだけシンプルな形の屋根の方が、雨漏りしにくくなるのです。
大規模なリフォームで屋根の形を変える時には、ぜひ雨漏りにも配慮して
屋根のスタイルを選んでください。
さて、屋根は風雨から住まいと家族を守る大切な箇所。
破損したまま放置しておくと、いずれは住まいのあちこちが傷む原因となります。
大切なマイホームを長持ちさせるためには、定期的な点検とメンテナンス、
それにリフォームが必要不可欠です。
ちなみに屋根リフォームには、大きく分けて「塗り替え」「カバー工法(重ね葺き)」
「葺き替え」「補修工事」の4つがあります。
中でも塗り替えは、もっとも手軽で経済的な屋根リフォーム。
塗装ができる屋根材で、屋根材の表面も下地材もあまり傷んでいない場合に用いる方法です。
家の下から見上げてみたりして表面の変色やサビ・塗膜の剥がれなどがみつかったら、
そろそろ塗り替えを検討する時期かもしれません。
まずはリフォーム業者へ依頼し、プロの目からしっかりと確認してもらうことが必要です。
もしサビがかなり目立っているようなら、塗り替えよりもカバー工法(重ね張り)の方が
良いかもしれません。
これは既存の屋根を撤去せずその上に屋根材をかぶせる方法で、
屋根材にサビやひびが目立つものの下地は傷みが少ない場合に適しています。
葺き替えに比べて工事期間が短く、費用も抑えられるのが魅力。
また屋根を解体しないため廃材が出ず、環境に優しい方法ともいえます。
さらに屋根材が二重になるので、断熱性・遮音性も高まります
(しかしこれは屋根が重くなるというデメリットにも。念のため建物の強度や
耐震性をチェックしておくのをおすすめします)。
残念ながら下地材まで傷んでいた場合は、葺き替えした方が無難でしょう。
葺き替えはコストはかかるものの、下地を含めて屋根を一新できるので
長期的に考えると結果的には経済的なのかもしれません。